ACT(アクト)をはじめる ♦概念化された自己

2017年1月23日(月)

ACT(アクト)をはじめる―セルフヘルプのためのワークブック、スティーブン・C・ヘイズ、スペンサー・スミス、星和書店、2010

第7章 マインドと<あなた>(後編)
 3つの <私>



引用:p146:



~「私は、落ち込んでばかり、という思考が浮かんでいる。いつものコメント、ありがとう、マインドくん!」と言って、水面を漂う葉っぱのように、ただその考えを流れにのせるというものです。これは、第6章のエクササイズで紹介したものです。

 ~そうすれば、心理的な硬さやこだわりがどのように強められ、弱められるかがわかるでしょう。すべての固定的な自己の概念化から自分を脱フュージョンできたら、どうなるでしょうか。さきほどあなたが書いた自己の概念化(さらに言えば、質問を変えることで無数にわき起こる概念化)のどれもが、ほとんど、こころに浮かぶ考えにすぎないといういうことを想像してください。それ以上でもそれ以下でもありません。それならば、あなたが直面すべき事柄は他にあるはずなのです。







(kurage0147130):昨日走って作業してみて、今日も作業してみて、周りは僕が暗いことにそんなに気にしていない。そういうことを見ているわけではない。他のことを見ているようだ。僕がこだわっている部分はそんなに大事ではないらしい。勘違いしているようだ。




p147
○自己に対する3つの捉え方

引用:p147:



ACT~私たちの言語的な能力から生じる自己には、少なくとも3つの捉え方があります。「観念化された自己」、「継続的な自己認識のプロセスとしての自己」、「観察者としての自己」です。


 ♦概念化された自己

「概念化された自己」とは、ことばで分類されたり、評価されたり、要約された「モノ」としてのあなた自身のことです。


~概念化された自己には、内容がたくさん詰まっています。この内容は、あなたが今まで(自覚なしに)語ってきたあなたとその生活についての物語です。そこに含まれているのは、思考、感情、身体感覚、記憶、行動的な傾向といったありとあらゆるものです。


そういったものを使って、あなたは今まであなた自身を「一枚の静物画」のように固定化されたモノに作り上げてきたのです。これはおそらく、あなたがもっとも慣れ親しんだ自己でしょう。なぜなら、それは、あなたとその生活に対してことばを当てはめたときに、自然に作り出されるものだからです。


 あなたを苦悩させるという点では、概念化された自己は、もっとも危険です。その理由は、概念化された自己は、自分の行動を理由づけする物語や、あなたの体験に整合性をもたせる考えによく調和するからです。


その調和は、心地良いけれど、息の詰まるもので、際限なく「同じものを再生していく」ようになっていきます。たとえば、周囲から「あまり重要でない」と評価されている人を見たときに、その人の人生の大部分が、その見方と調和しているように見えたことはありませんか? あるいは、自分のことを犠牲者だと思っている人は、なぜか~いつも何かの犠牲者になっているということを目にしたことはありませんか?



~あなたの感情的な問題は、あなたが人生について、あなた自身に語る物語の一部になっているのです。これは、あなたの知っている事実が、「現実ではない」と言っているのではありません。あなたが語る事実の多くは、おそらく大部分がそのとおりなのだと思います。


しかし、あなたの不安やうつの物語は、あなたの人生そのものを語っているのではありません。もっと言えば、それは、おそらくあなたが知りうる以上のことを語っているのです。





(kurage0147130): 熱意切れのためここで終了。確かに自分にも他人にも、先に見方があって、それに当てはめて相手を見ようとするところがある。自分はこうだ、あいてはこうだ。おじさんやおばさんの輝かしい面は見過ごす。冴えない顔をした中年以上には、平凡な物語を与えて満足する。たぶんこの本のように違うが。

 僕は暗い人生を歩んできて、これからも歩むだろうというストーリーを与えてみている。この見方になじんでいる。すごく危険だ。本の指摘通り。その物語に合わせて自分や他人を描き、行動する。イメージになぞっている。
 
 今は花を開かすことができるかもと、希望も持ちつつある。そのストーリーを書けるように、毎日過ごすことを希望している。作業所でも、英語でも。このへんのことは、はてなブログのほうに書いている。

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